先日、櫻井翔くんが結婚した。


私は小学3年生の頃に嵐をすきになった。

そして櫻井担として生きるきっかけになったのは、Monsterのカップリング、スパイラルのラップを聴いてから。そしてそこから10年以上私は嵐と、櫻井くんと共に生きてきた。


私は櫻井くんと付き合いたいとか結婚したいとかそういうものを夢見るオタクではなくアイドルとして多岐に渡るジャンルの仕事をする姿を応援していたし今もそういうスタンスでいる。

実際今回の結婚発表のときも 相葉くんと2人でなんて仲良し!可愛い!おめでとう! と素直に喜んだ。昔から櫻井くんは未来のビジョンをしっかり立てる様な人として見ていたのでいつか結婚するだろうと思っていたし、寂しいことだけど今アイドルとしての姿を見ていないからそう思えたのかもしれない。


けど、発表から数日経った今。

バイトの暇なときや自分の部屋に飾ってある嵐の写真をみて、ふと、あぁ、櫻井くん結婚したんだ。と実感する。そして寂しい。

結婚したからといって自分と櫻井くんの距離がどう変わる訳でもないし、私が結婚したかったという気持ちが湧く訳でもない。


でも、なんか、虚しい。


私の中にある、『嵐』という木の幹にどんどん虫食いの穴が増える。


この虫食いはたぶん、あの匂わせのときから増えている。


好きなはずなのに


5×20も感動したのに


青春のほとんどを一緒に過ごしたのに


たくさん温かい言葉をもらって、最後まで嵐を貫いたところに感謝感激したのに


その気持ちが虫食いの穴からこぼれ落ちていく。


木の形だけを保とうと必死で中身がなくなっていくように感じる。嵐が好きなのに悲しくて、嵐はいるのにいなくて。


自分も大人になったから10代の頃の気持ちとのギャップに困惑しているのかもしれないし、大人になったからこそ余計考えてしまうのかもしれない。


なんであのタイミングで結婚を発表した?なんでメンバーみんなコメントを出さなかった?今年の初めに幹部と話したってことは去年末にはもう結婚してた?ファンクラブ継続してるのに発表は結婚だけ?活動休止は結婚するためって噂されてたことを事実にしちゃうの?


でも結局、直接的な関わりはないからこんだけ考えたところでなんでもないんだよな〜って我に返る。それが悲しくてまたぽっかり穴があく。